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【合研セミナーのご案内】 H31/3/13開催 「自動車に貢献するプラスチック材料・技術」

自動車に貢献するプラスチック材料・技術

(終了しました。ご参加いただきました皆様ありがとうございます。)

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❏開催日:2019年3月13日(水) 13:05 ~ 17:00
❏会場:(地独)京都市産業技術研究所/2階/多目的ホール

 

自動車の「電動化」,「安全性の向上」,「自動運転」への対応において,様々なセンサー,装置を搭載することよる車体重量の増加という問題があります。この解決の手段として,軽量且つ様々な機能を付与することが可能なプラスチックをはじめとする高分子材料の利用は極めて有効です。本セミナーでは,自動車分野で活躍するプラスチックを主題として,「自動車材料のトレンド」,「軽量化に大きく貢献する発泡材料」,「高級感と機能を付与する表面加飾技術」について解説をいただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

 
プログラム  2019年 3月 13日(水) 13:05~17:00   講演3件 

1. 13:05 開催挨拶

 
2. 13:10 ~ 14:20  『自動車用樹脂材料の研究開発事例と今後の課題』
マツダ株式会社  技術研究所 先端材料研究部門  アシスタントマネージャー  朝野 千明 氏
自動車産業では,地球環境保全の観点から燃費向上のための軽量化に対する要求が高まっている。 また,安全性能向上のための各種センサーを活用した安全装備の充実も加速している。マツダでは,これらの要求に応えるため,薄肉高剛性バンパー材やレーダー用電波遮蔽樹脂を開発してきた。これらの開発事例や今後の課題を紹介する。また,更なる樹脂材料の機能や開発効率の向上を目指して,材料シミュレーションや高度分析技術を活用した材料MBR(モデルベースリサーチ)にも着手しており,その考え方についても紹介する。

 

3. 14:30 ~ 15:40  『環境低負荷ニーズに対するPP材料開発の取組と新規高溶融張力PPの自動車発泡部材への応用』
日本ポリプロ株式会社  材料技術センター 新規材料開発Gr 副主席研究員  飛鳥 一雄 氏
近年,あらゆる産業において,環境低負荷ニーズが増大しており,樹脂に求められる特性にも変化の兆しが見られる。自動車分野では,軽量化ニーズの高まりが大きく,樹脂発泡製品の適用がさらに拡がりを見せている。従来PPの発泡特性の課題を解消した新規高溶融張力PPの射出及び押出発泡成形性について報告する。

 
4. 15:50 ~ 17:00      『自動車における表面加飾技術-高級感,機能を生み出すIMD/IML技術』
NISSHA株式会社  産業資材事業部 開発部 スペシャリスト  伊藤 達朗 氏
自動車プラスチック部品は,その表面質感を向上させる目的で,従来から様々な加飾技術が適用されてきた。特に近年,高い質感が得られるフィルム加飾技術の開発が進んでいる。今後は自動運転や電動化の進展にともなう内装外装の変化に対応するため,加飾と機能との融合が求められている。今回講演では,主な加飾技術の概要,特徴,用途についての解説,および,今後の加飾技術について展望する。

 

❏ 主催:(地独)京都市産業技術研究所,京都合成樹脂研究会 【http://www.kyoto-gouken.jp/】
   共催:京都ものづくり協力会
協賛:京都府プラスチック協同組合,(一社)西日本プラスチック製品工業協会,
      (一社)日本接着学会関西支部,(一社)プラスチック成形加工学会関西支部
❏ 開催日時: 平成31年3月13日(水) 13:05 ~ 17:00
❏ 会場: (地独)京都市産業技術研究所 2階多目的ホール
        【京都市下京区中堂寺粟田町91 http://tc-kyoto.or.jp/】
❏ 定 員: 50名(先着順,定員になり次第締め切ります。)
❏ 参加費: 主催共催団体会員2,000円 協賛団体会員3,000円 一般4,000円
❏ 申込方法: 参加希望者は下記の案内状をご覧いただき,3月4日(月)までにFAXまたは参加登録フォームにより京都市産業技術研究所までお申し込み下さい。 FAX:075-326-6200

 

     案内状はこちら     参加登録フォームはこちら(受付終了しました。)

 

❏ 問い合わせ先:(地独)京都市産業技術研究所 高分子系チーム:仙波,伊藤 TEL:075-326-6100(代表)  

 

 

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