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『リサイクル技術の最前線』 ~資源循環社会の実現に向けた現状とこれから~

プラスチック資源循環促進法や、欧州ELVEnd-of-Life Vehicle; 使用済み自動車)指令のもと、国際的な潮流としてサーキュラーエコノミーへの移行が加速する中、リサイクル技術の革新が求められています。本講演では、家電や自動車に用いられている樹脂について、マテリアルリサイクルの課題や解決策、新技術について最新の取り組みをご紹介します。プラスチックリサイクルの未来を形作る具体的な技術と制度的取り組みを知る貴重な機会ですので、大勢のご参加をお待ちしております。

開催日時: 2026年1月27日(火)13:30~17:00
会場: (地独)京都市産業技術研究所 2階ホールABC
主催: 京都合成樹脂研究会
共催: プラスチック成形加工学会関西支部、京都市産業技術研究所ユーザーズコミュニティ
締切: 2026年1月16日(金)
申込方法: こちらの申込フォームから登録ください。→ 登録フォーム

□プログラム
13:30 開催挨拶 (12:45 受付開始) 
13:40 – 14:40 講演①『資源循環に貢献する自動車リサイクルの現状とこれから』
自動車リサイクル促進センター 専務理事  阿部 知和 氏 
自動車リサイクル法の概要及び自動車リサイクルの現状と課題を説明する。また、今後の展開が予想される使用済車由来のプラスチックのリサイクル促進に関して、制度面での対応と解体事業者の取組みを紹介する。

 

14:50 – 15:50 講演②『プラスチックと金属の直接接合品の易解体技術』               
金沢大学 理工研究域 フロンティア工学系 教授  瀧 健太郎 氏
自動車をはじめとする様々な製品に用いられているマルチマテリアル製品(金属とプラスチックの接合部品)のマテリアルリサイクルにおいては、強固な接合界面の分離が課題となっている。本講演では、接合界面に気泡核生成を誘起させることで、成形品の分解時に必要な剥離荷重を従来比で99%以上低減可能な技術について、学術的観点に加え、アルミニウム合金と各種樹脂の接合品やアルミパウチなどへの適用事例と併せて紹介する。

 

16:00 – 17:00 講演③『家電由来プラスチックのマテリアルリサイクル技術』                                三菱電機 (株) 先端技術総合研究所 環境・分析評価技術部  松尾 雄一 氏
我が国では、プラスチック資源循環促進法の施行から、プラスチックのライフサイクル全般における“3R+Renewable”に基づいて、サーキュラーエコノミーへの移行が加速している。リサイクルプラスチックにおいては、有効利用を促進するために、物性改善を含めた新たな価値の創出が不可欠である。
本講演では、家電由来プラスチックのマテリアルリサイクルを可能とする機械的物性改善、機能性付与等の改質技術を説明する。また、静電選別技術を中心としたプラスチック高度選別サービス(RaaS)について、紹介する。

 

本講演会について(申し込み方法など)

❏ 主 催 : 京都合成樹脂研究会、京都市産業技術研究所ユーザーズコミュニティ、
(一社)プラスチック成形加工学会関西支部
❏ 後 援 : 京都グリーンケミカル・ネットワーク
京都府プラスチック協同組合、(一社)西日本プラスチック製品工業協会、
(一社)日本接着学会、SPE日本支部
❏ 開催日時 : 令和8年1月27日(火)13:30~17:00
❏ 開催場所 : 京都市産業技術研究所 2FホールABC (オンライン無し)
❏ 定 員 : 80名(先着順、定員になり次第締め切ります。)
❏ 参加費 : 主催団体会員: 2,000円 後援団体会員: 3,000円 一般: 4,000円 学生: 無料
        参加費は当日現金にてお支払いください。
❏ 申込方法 :FAXまたは京都合成樹脂研究会ホームページの申込フォームによりお申し込みください。
       締切:2026年1月16日
                     FAX:075-326-6200   
                     オンライン申し込みフォーム
❏ 問い合わせ先:(地独)京都市産業技術研究所 材料・素材技術グループ 野口、伊藤
TEL:075-326-6100(代表)

チラシとFAXでの申し込み用紙はこちら
案内状

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